ubuntu 8.10を古いPCに入れてXPとデュアルブート
眠っていた6年くらい前の富士通のデスクトップにUbuntu 8.10を入れて、Windows XPとのデュアルブートにすることにした。
Ubuntuを入れたマシン:
FMV-DESKPOWER CE18B
Windows XP Home Edition SP3
CPU: Athlon XP 1800+ 1533MHz
メモリ: 512MB (256MBから増設)
HDD: 80GB
- Ubuntu 8.10の「デスクトップ版日本語Remixイメージ」の入手元
- Ubuntu Desktop 日本語 Remixのダウンロード | Ubuntu Japanese Team
やったこと
まず、電源入れてもwindowsも立ち上がらない状態だったのでリカバリー。
リカバリ後、firefoxを入れて色々ブラウズしてみたりするが、何かモッサリ。性能的にこんなモノなのか、ハード的にもガタが来ているのか。ハードディスクの音も気になるし。
その後、惰性でサービスパック3までWindows Updateしたが、よくよく考えるとパーティション切ったあとにwindowsの方がおかしくなるとかの可能性もあったわけで、アップデートしたりするのはubuntuのインストールが済んでからにすればよかった。
Ubuntu 8.10 のisoイメージをDLしてCDに焼く。
ダウンロードするのに結構時間がかかった。650MBくらいあって、手元に一枚しかなかった700MBのCD-Rでギリギリだった。リカバリしたWindows XPでisoイメージをCDに焼くのに、ISO Recorderというフリーソフトを使った。
参考:.ISOファイルをCD-Rに書き込む − @IT
何も考えずに最高速度(16x)で焼いてしまったが、高速で焼いたものは読めなかったりすることがあるらしいので、なるべく低速で焼いた方が良かったらしい。
BIOS画面でCD-ROMからブートするように選択してUbuntuを起動。
ここで問題発生。Ubuntuが起動出来ない。
Ubuntuのマーク下の進行バーが右端まで到達して、画面が暗くなったところで止まってしまう。しばらく放置してみるも変化なし。数回試すも結果は同じ。ネットで色々調べて、起動オプションを付けてみたりするも相変わらず起動できない。焼いたCDが悪いのか、と思い、他のPCで試すと普通に起動出来たのでCDが問題では無いっぽい。その後たどりついた解決策は、
F4のセーフグラフィックスモードでubuntuを起動
あっさり起動出来た。このモードでインストールしてもいいのだろうか?と不安に思いつつ、インストール・アイコンをクリックしてインストール開始。
悩んだところは、パーティションの設定
基本領域は4つまで。すでに4つあると、空きスペースがあっても「利用不可」になる。Cドライブ70GBとDドライブ10GBになっているところにubuntu用の領域を作りたい。色々考えて、Windows用を30GB、Ubuntu用を50GBにすることにした。初めはC:を20GB、D:を10GBにしようと考えていたが、D:を削除したら、その後NTFSのパーティションが作れなくなったのでC:を30GBにした。Ubuntu用の領域は、/homeの領域を作っておけば、ubuntuをリカバリするときに自分のデータを残せてハッピーになるらしいが、どのくらい割り当てればいいのかよくわからないので、結局/だけにした。メモリの二倍程のスワップ領域があった方がいいということで、2GBのスワップ領域を作った。最後に「進む」をクリックすると、Cドライブのところにマウントポイントを設定しないと認識出来ない云々の注意をされてまた悩む。設定するところの選択肢には/windowsと/dosが出てくるが、元々設定されていなかったし、後々設定出来そうなので空欄のまま放置。
インストール途中でいつのまにか画面が真っ暗になっていて、失敗したのか!?と不安になるが、ただのスクリーンセーバーだった。
再起動したら無事UbuntuもWindowsも立ち上がってほっとした。
ubuntuはFirefoxでブラウジングする分には難無く動いている。
でもセーフグラフィックスモードでインストールしたのがどうなってるのかが気になる。