ジャパネットたかたは商品の使い方を考えるのが上手い

http://business.nikkeibp.co.jp/article/nba/20080611/161788/


ジャパネットたかたはそこそこな品物をそういうのに疎い人に売る番組、っていうイメージを個人的に持ってたんだけど(注:あんまりよく見たこと無いから偏見かも)、そのイメージがどこから来ていたのかわかった。「大型テレビで家族団らん」「デジカメで巨大サイズの誕生日写真」等、年配視点のアイディア満載だったわけか。


まあそれはともかく、「このカメラで撮れる綺麗な写真でこんなことが出来ます」の「こんなこと」がお客さんのやりたいこととマッチした場合、単なる「このカメラでこーんなにキレイな写真が撮れます」という売り言葉よりも格段に購買意欲をそそる効果があるのは想像に難くない。高田社長の話し方を身につけるにはおそらく血と汗と涙のDAYS!がたくさん必要だけど、お客さんが「それイイネ!」と思うような使い方を考えて、それを「こんなことが出来ます」と盛り込むのは今すぐ真似出来そう。


商品の性能と価格をいちいちネットで他社と比較してから買うような、自分みたいなケチンボ人は他のお店に流れて行ってしまうかも知れないけど、市場全体から見たときに、消費者の財布の紐を緩ませる高田社長の話法が日本経済に与えた影響は計り知れないのだあ!!なーんてね。