犬の断尾断耳

以前、知人がペットの子犬(ボクサー)のシッポをゴムバンドを巻いて壊死させて切ろうとしていたのを目の当たりにしたことがあった。やめるように説得しようとしたが、「これはそういう犬なんだ!」「みんなやっているんだ!」「子犬だから痛くないんだ!」で切るの一点張り。結局、その知人は犬がものすごく痛がり始めたので諦めたという。(あたりまえだろ!!!)


以下、yahoo知恵袋での断尾断耳に対する賛成意見抜粋↓(個人的にありえねーーーーー!!!!と思った部分にマーカーをひいた。)



コーギーを飼っています。
しっぽ切られるのはやっぱりかわいそうで、できればそのままで・・・と思っていましたが
ブリーダーでは尻尾を切ってこそコーギーということで、切らない場合はお渡しできないと言われました。
いくつか聞いたのですが、全部じゃないけど同じようなところが多く
そのスタンダードの形を守っていくのもブリーダーとしての仕事だとおっしゃる方もいました。


かわいそうな反面、ブリーダーの言うこともわからなくもない。
結局、シッポなしのコーギーを飼いました。
街でたまに尻尾つき見ますが、以外と大きいんですよね(;^_^A
見慣れないのでアンバランスにも見えますが、
ショーなどに出るわけじゃないならそのままでもいいかなと思います。

その犬種によってこの形と言うものがあります。
かわいそうですが外に出た時にこの犬、格好が悪いといわれたくないでしょう。
闘犬用のドーベルマンの耳を切るのは戦う時に大きな耳だと負ける確立が高くなるからです。
人間が髪の毛を切るのと同じに考えたら如何でしょう。


↓が断尾の実態。


西山獣医師によると、断尾手術は助手に新生児をしっかりと持たせ、 尾を消毒し、一気にメスで尾を切断します。 当然出血しますので電気止血器で患部を焼灼したり、あるいは手術用の糸 で縫合します。最後にもう一度消毒液をぬって終了。 一匹あたり通常1分〜2分で手術は終了します。
麻酔や鎮静薬は使用しない為、尾を切断する瞬間、仔犬は大声で悲鳴を上げ、 全身の力をしぼってもがきます、そして悲鳴はその後、患部を焼灼したり、 縫合したりする時も続き、その後悲鳴は弱まって泣き声ともうめき声 ともいえる声に変わり、手術後15分くらい鳴きつづけるそうです。


自分のカネの為に犬にこれだけの苦痛を与えておいて、「伝統は守らないといけないから」と自分を正当化しようとするブリーダーって……。


もちろん、化粧品や食品、医療のための動物実験や、狭い所に押し込めて家畜を育てることも、動物に苦痛を与えているという点では同じ。でも、伝統云々での断尾断耳には、『生き物は他の生き物を食べて/利用して生きている』というような、罪から目を逸らすための呪文すらも使うことが出来ない程、意味がない。